スズキの軽自動車ながら悪路走行をもこなすジムニー。
ジムニーは、初代モデルが1970年に登場して現在までで50年近くと長い歴史を持ちます。
1981年に2代目モデル、1998年に3代目モデルが登場、そして、2018年7月に4代目モデルも登場しています。
新型の4代目ジムニーは、人気が高すぎて発売されてから1年の納車待ちとなる事態となっています。
ジムニーは、軽自動車で軽量ボディながらも、悪路や山坂なども安定のある走行性でありながら、コンパクトなつくりから街乗りでも活用できるため人気があります。
また、軽自動車ながらパワフルな走行が可能なジムニーは他にライバル車となる車種がいないのも人気の理由のひとつです。
中古車市場でのジムニーは、国内はもちろん、その走行性能から海外でも需要が高いため、比較的高値で買取されています。
そんな高値で取引きされているジムニーですが、「10年落ち」や「10万キロ超え」となってきた場合でもそれなりの査定価格が付くのでしょうか?
ジムニーの「10年落ち」や「10万キロ超え」の査定価格を調べてみました。
ジムニー(グレード別)10年落ちの査定価格はどれくらい?
ジムニーのグレードと走行距離別の査定価格一覧
実際に、ジムニー10年落ちのグレード別に取引きされた事例です。
【2019年版】査定時期2018年9月~2019年2月
(2008年式)ジムニー XG
ボディカラー | 走行距離 | 査定価格 |
紺 | 3~4万km | ¥566,400- |
ホワイト | 7~8万km | ¥401,000- |
ホワイト | 13〜14万km | ¥292,000- |
(2008年式)ジムニー XC
ボディカラー | 走行距離 | 査定価格 |
ブルー | 4~5万km | ¥637,000- |
シルバー | 7~8万km | ¥447,000- |
ホワイト | 15~16万km | ¥104,000- |
(2007年~2008年式)ジムニー ランドベンチャー
ボディカラー | 走行距離 | 査定価格 |
グレー | 6〜7万km | ¥720,000- |
ブラック | 11~12万km | ¥448,000- |
グレー | 15〜16万km | ¥148,000- |
(2008年式)ジムニー ワイルドウインド
ボディカラー | 走行距離 | 査定価格 |
ワイン | 5~6万km | ¥628,000- |
ブラウン | 7~8万km | ¥470,400- |
レッド | 11~12万km | ¥352,000- |
ジムニーの10年落ちモデル(2008年)の新車価格は、126万円~161.7万円となっています。
査定価格は、走行距離が「5万キロ以下で50万円以上」の価格がついており、「残価率は約45%」になっていました。
「10年落ちで10万キロ以上でも、50万円近く」の価格がついているものもあり、「残価率は約25%前後」という数字になっていました。
ジムニーは、5万キロ以下で約45%、10万キロ以上で25%となっており、リセールバリューは他の車種と比較すると高い数字となっています。
一般的に10年落ちで10万キロを超えていると、価格がつかず、廃車扱いになってしまうケースも多いです。
ですが、ジムニーの場合には日本国内だけではなくて、海外向けにも再販をおこなっているため、年式が10年落ちで走行距離が10万キロを超えていても、買取り価格が高値になる傾向にあるようです。
ただ注意点として、ジムニーは買取店によって査定価格に開きがあるようです。
そのため、適正な価格で売却するためには、複数の買取店で査定を行っていく必要はあります。
ジムニー(年式別)10万キロ超えの査定価格はどれくらい?
ジムニー 10万キロ超え 【査定時期:2018年9月~2019年1月】
年式別に10万キロ超えの査定事例をピックアップしてみました。
年式 | グレード | ボディカラー | 走行距離 | 査定価格 |
2014年 | ジムニー クロスアドベンチャー | ブラック | 10〜11万km | 48.8万円 |
2013年 | ジムニー XG | ホワイト | 10〜11万km | 48.24万円 |
2012年 | ジムニー クロスアドベンチャー | ブラック | 10〜11万km | 44.1万円 |
2011年 | ジムニー クロスアドベンチャーXC | パール | 10〜11万km | 46.9万円 |
2010年 | ジムニー クロスアドベンチャーXC | パール | 14〜15万km | 44.1万円 |
2009年 | ジムニー ランドベンチャー | パール | 10〜11万km | 35.3万円 |
2008年 | ジムニー ワイルドウインド | パール | 10〜11万km | 32.5万円 |
2007年 | ジムニー ランドベンチャー | ブラック | 10〜11万km | 31.4万円 |
2006年 | ジムニー ワイルドウインド | ホワイト | 13〜14万km | 31.4万円 |
2005年 | ジムニー ランドベンチャー | ブラック | 10~11万km | 38.2万円 |
2004年 | ジムニー XC | ホワイト | 12〜13万km | 24.7万円 |
2003年 | ジムニー ランドベンチャー | ブラック | 10〜11万km | 26.6万円 |
2002年 | ジムニー ワイルドウインド | ブラック | 11〜12万km | 22.5万円 |
2001年 | ジムニー XC | シルバー | 10〜11万km | 10.4万円 |
ジムニーを年式別に10万キロ超えをみていくと、5年落ち(2013年)で、48万円、10年落ち(2008年)で32.5万円、15年落ち(2003年)で26.6万円での取引事例がありました。
もちろん、これはすべて10万キロを超えての事例です。
平均して、20~30万円前後の安定して価格で取引きされており、正直驚きの一言です。
残価率でみていくと、5年落ちモデルで、「35%」、10年落ちモデルで「22%」、15年落ちモデルで「19%」となっており、やはり高いリセールバリューとなっています。
ジムニーの場合には、年式も古くて走行距離があっても、内外装の状態や修復歴などでよほどの問題がない限りは、値落ち率が低くそれなりの査定価格がついてくるようです。
ジムニーを少しでも高く売却する方法とは?
新型の4代目ジムニーも発売されて、買い替えを検討している方が多いと思います。
その際に、下取りに出す場合が多いと思いますが、実はその方法はすごく損をしている場合があります。
下取りでは、競合する業者がいないので売り手側は買取相場がわからないため、ディーラーの言い値で取引きされてしまうケースが多いです。
ディーラー側も商売ですので、利益を得るため、少しでも値引き価格を減らしたいと考えているからです。
もちろん、下取りに出すことで、買取専門店に出すよりも面倒なやり取りを行う手間が削減できるというメリットもあります。
ですが、少しでもジムニーを高く売却したいと考えている方には、下取りに出すのはあまりおすすめできません。
複数の業者で査定を行う
少しでも高く売却するためには、複数の業者で査定価格を競合させる必要があります。
下取りに出すのも良いですが、その前に他の買取店でも査定を行うことで損をしてしまうリスクを減らすことができます。
確かに手間はかかりますが、複数の業者で査定を行うことによって、平均して数万円~数十万円の差が出ている事例が数多くあります。
給料でいえば、約半月近くの費用が手元に残るかもしれないと考えると、やはり手間をかける必要があると感じます。
手間がかからず簡単に比較ができるサイトがある?
複数の業者での査定は、手間がかかると言いましたが、実は簡単に比較できるサイトがあります。
それは、インターネットで無料で利用できる一括査定サイトです。
一括査定サイトであれば、業者を探す手間や持ち込み不要で家にいるだけで最高価格を知ることができます。
とくに、ユーカ―パックという一括査定サイトでは、一社のみの電話対応と訪問査定だけで、全国の買取業者から査定を受けることができます。
ユーカ―パックが代表して査定に伺い、その査定情報をもとに複数の買取業者が価格を提示していくというシステムです。
全国5000社が対象ですので、あなたの愛車の最高価格がわかります。
下取り前に買取相場を知っておきたい方や、少しでも高く売却したいと考えている方には、一括査定サイトの利用がおすすめです。
おすすめできる一括査定サイトはこちら
一括査定サイトもたくさんありますが、私が利用している一括査定サイトをご紹介します。
私の場合は、下記の2サイトを同時に利用しています。
1サイトだけの登録よりも、複数のサイトに登録した方が高い査定額が期待できるからです。
車の一括査定サイト言えば、この「ズバット車買取比較」が有名です。
最大10社の一括査定を受けることができ、業者の対応も早く、愛車の高額査定を期待できます。
また、こちらのサイトの利点は、申し込み時に買取相場をすぐにチェックするこができ、買取業者の登録数が多く、自分で買い取り業者を選択できるのが特徴です。
ズバット車買取比較の統計で、一括査定によって査定額が平均13万円以上差が出ているようです。
また、7割以上の方が5万円以上の査定額の差を体験していて、50万円以上になったというケースもあります。
少しでも高く売りたいとお考えの方は、こちらのサイトの利用をおすすめします。