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ボルボのリセールバリューは良いのか?値落ち率を調べてみた

安全性能が高く評価されているスウェーデン自動車メーカーのボルボ(VOLVO)。

「世界一安全なファミリーカー」と評価され、安全性にこだわっていることで有名な車種である。

洗練されたデザインの外装と、内装はまるで北欧家具のような質感を感じ、外装・内装ともにこだわりがあります。

ボルボは、ステーションワゴン中心でしたが、SUVやクーペ、カブリオレ、セダンが販売されています。

現在では、ステーションワゴン、SUV、セダンのみの販売となっております。

ボルボの人気車種は、北欧デザインのV40やスポーツワゴンのV60が人気があります。

中古車市場では、絶版モデルでもグレードや色、売却時期によって高値が期待できる可能性もでてきます。

そんな、ボルボのリセールバリューはどれくらいになってくるのでしょうか?

ステーションワゴン、SUV、クーペ・カブリオレのリセールを調べてみたので順にご紹介していきます

ボルボ ステーションワゴン

V40

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2018年 V40 D4 モメンタム ブラック 0〜1万km 179.9万円 43%
2017年 V40 D4 モメンタム グレー 1〜2万km 172万円 42%
2016年 V40 D4 モメンタム ブラック 2〜3万km 155.8万円 38%
2015年 V40 D4 SE パール 3〜4万km 155.1万円 38%
2014年 V40 T4 SE ホワイト 3〜4万km 105.5万円 34%
2013年 V40 T4 SE ホワイト 3~4万km  96.9万円 31%

V50

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2012年 V50 2.0クラシック ホワイト 2〜3万km 53.7万円 15%
2011年 V50 2.0クラシック ブラック 5〜6万km 31.9万円 9%
2010年 V50 2.0eアクティブプラス ホワイト 4〜5万km 18.3万円 5%
2009年 V50 2.0eアクティブ ブラック 4〜5万km 10.4万円 3%
2008年 V50 2.4i SE ブラック 3〜4万km 11.1万円 2%
2007年 V50 2.4 レッド 3~4万km  5万円以下 1%

V60

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2018年 V60 D4 タック パール 1〜2万km 202.6万円 43%
2017年 V60 D4 SE ホワイト 2〜3万km 183.7万円 38%
2016年 V60 D4 SE ブラック 2〜3万km 166.7万円 34%
2015年 V60 D4 SE ホワイト 1〜2万km 170.5万円 35%
2014年 V60 T4 SE パール 2〜3万km 131.3万円 30%
2013年 V60 T4 SE パール 3~4万km 126.5万円 29%
2012年 V60 T4 Rデザイン ブラック 3~4万km 110.2万円 23%

V70

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2016年 V70 T5 クラシック ホワイト 3〜4万km 221.2万円 36%
2015年 V70 T4 SE ホワイト 2〜3万km 144.8万円 29%
2014年 V70 T4 SE シルバー 6〜7万km 97.2万円 19%
2013年 V70 T4 シルバー 2〜3万km 110万円 24%
2012年 V70 T4 SE ブラック 4〜5万km 98.1万円 19%
2011年 V70 T5 SE パール 2~3万km 86.4万円 17%
2010年 V70 2.5T LE ブラック 3~4万km 36.7万円 7%

ボルボステーションワゴンのV40、V50、V60、V70のリセールをみてみると、現行モデルのV40、V60では新車購入時からわずか1年以内で走行距離が1万キロ前後の売却で約半分以下にまで値落ちしていました。

V40、V60、V70(V50以外)の「5年落ち」では、約70%値落ちして、約24~30%のリセールとなっています。

V50の「10年落ちでは、3万キロ走行」で、約98%値落ちして、2%のリセールとなっています。

査定価格でみると、5年落ち以上となってくると、100万円を切ってくる傾向にあるようです。

ボルボステーションワゴンのリセールは、他の車種と比較していくと新車購入から1~2年でこのリセールは良くはありませんでした。

ボルボは日本の輸入車の中では人気が低い傾向にあるため、中古車市場でも高値が付きにくいようです。

ボルボ SUV

XC60

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2017年 XC60 D4 クラシック ブラウン 2〜3万km 245.9万円 41%
2016年 XC60 D4 クラシック ブラウン 2〜3万km 245.4万円 40%
2015年 XC60 D4 SE 1〜2万km 230.6万円 38%
2014年 XC60 T5 Rデザイン ブラック 3〜4万km 172.3万円 28%
2013年 XC60 T5 Rデザイン ライトブルー 3〜4万km 130.3万円 22%
2012年 XC60 T5 Rデザイン ホワイト 5~6万km 117.8万円 20%
2011年 XC60 T5 LE シルバー 2〜3万km 82.5万円 16%

XC70

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2016年 XC70 T5クラシック ブラック 4〜5万km 205.5万円 33%
2014年 XC70 T6 AWD ブラック 5〜6万km 117.6万円 18%
2012年 XC70 T6 AWD ブラック 6〜7万km 100万円 15%
2010年 XC70 T6 SE AWD ブラック 3〜4万km 119.7万円 19%
2008年 XC70 3.2SE AWD ブラック 4〜5万km 55.6万円 8%
2007年 XC70 3.2SE AWD ベージュ 10~11万km 11.7万円 1%
2005年 XC70 2.5T ブルー 7〜8万km 12.7万円 2%

XC90

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2016年 XC90 T6 AWD インスクリプション ブラック 2〜3万km 446.5万円 49%
2011年 XC90 3.2 SE AWD ブラック 5〜6万km 114.8万円 17%
2010年 XC90 V8 Rデザイン ホワイト 8〜9万km 82.5万円 11%
2009年 XC90 ノルディック パール 5〜6万km 67.1万円 10%
2008年 XC90 3.2 Rデザイン ブラック 4〜5万km 65.2万円 8%
2007年 XC90 3.2 SE AWD ブラック 8~9万km 20.2万円 3%
2006年 XC90 3.2 ブルー 12〜13万km 10.4万円 1%

ボルボSUVのXC60、XC70、XC90のリセールをみてみると、新車購入時から1年~2年、走行距離が3万~4万キロ前後の売却で約半分以下の値落ちでした。

XC60、XC70、XC90の「6年落ち以上」では、約80%値落ちして、約20%以下のリセールとなっています。

XC70、XC90の「10年落ち」では、約92%値落ちして、10%を切る8%のリセールとなっています。

2年落ち(2016年)XC60、XC90のリセールは、40%以上となっており、上記のステーションワゴンのリセールと比較すると少し高い傾向にあるようです。

そのほか、SUVでは10年落ち以上の過走行車でも10万円以上の査定価格が付いているようです。

ボルボSUVの売却事例が少ないため、データがあまりない状況での参考となりますが、SUVもステーションワゴン同様にリセールは良くない傾向にあるようです。

ボルボ クーペ・カブリオレ

クーペC30

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2011年 C30 2.0eアクティブ ブラック 10〜11万km 6.2万円 2%
2010年 C30 2.0eアクティブ ホワイト 7〜8万km 14.5万円 5%
2008年 C30 2.4i SE ブルー 1〜2万km 9.5万円 2%
2007年 C30 T-5 シルバー 7〜8万km 7.1万円 1%

カブリオレC70

年式 グレード カラー 走行距離 査定価格 リセール
2011年 C70 T5 GT パール 4〜5万km 135.4万円 24%
2010年 C70 T5 GT ブラック 7〜8万km 73.7万円 13%
2008年 C70 ベースグレード ライトブルー 2~3万km 36.7万円 7%
2007年 C70 T-5 ホワイト 5〜6万km 33.8万円 6%

現在は、C30、C70ともに販売されていませんがリセールをみていきます。

2018年10月~2019年2月頃に売却された事例となります。

C30では、「7年落ち以降」となり、走行距離もありますが、リセールは一桁になるようです。

10年落ち」では、1~2万キロの低走行車でもリセールが2%とほとんど微々たる査定価格となってしまいます。

C30の場合は、中古車市場での需要が少なく査定価格は付きにくい傾向にあるようです。

C70では、「7年落ち」でリセールが24%で100万円以上の査定価格がついています。

10年落ち」で、7%となり、上記のステーションワゴンやSUVとリセールが同じ傾向にありました。

ボルボのクーペ・カブリオレもリセールが良い状況ではありませんでしたが、車の状態や査定する業者によって価格が大きく変わってきます。

とくに査定する業者によって価格が大きく違いますので、少しでも高く売るためには比較ずることが必要となります。

ボルボを少しでも高く売却するには?

ボルボは、日本の輸入車の中では中古車市場でも需要が低い傾向にあり、売却時はリセールがどうしても低くなってしまいます。

ですが、リセールが低い中でも少しでも高く売却したいと考える方が多いと思います。

そこで、必要な行動として「一社でも多くの査定」を受けることです。

査定業者によって、ボルボの扱いに得意不得意があり査定価格が変わってくるためです。

ですが、複数に査定してもらうのは面倒くさいし大変と思う方も多いと思います。

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ボルボももちろん、車を高く売却するためには、一括査定は必要不可欠です。

ボルボを少しでも高く売却したい場合には、一括査定を利用していきましょう

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